本日,5年生を対象に夢の教室が開催されました。
今年の夢先生『ユメセン』は,小口貴久先生。長野県出身のリュージュ選手で3大会連続のオリンピック出場などの実績をもっています。
6時間目は,教室で『夢先生による夢トークとみんなの夢』についての学習です。小口先生は,小学生の頃,ゲームと漫画が大好きで将来は忍者か本屋になりたかったこと。小学5年生で始めたリュージュにはなかなか本気になれなかったけど,大学生時代に長野オリンピックに関わって,オリンピック出場という夢をもったこと。リュージュでオリンピックに出るために大切にしたことは「考える」こと。どうすればスピードへの恐怖を克服できるか考え工夫したり,多くの人と対話したり,人が思いつかない練習をしたり・・・。リュージュが上手くなるマニュアルはないため,試行錯誤の連続だったそうです。そして,夢が叶いオリンピックに出たけれども上手くいかず,泣き続けたこと。お世話になった人に恩返しをしたいという思いからさらに本気になって練習し,2回目3回目のオリンピックに出場したこと。「自分の好きなことが夢につながる。」「夢をかなえるための答えなんかない。自分で仮のゴールを設定して試行錯誤し続けるしかない。」「失敗しても立ち上がってチャレンジし続けることが大切。」などの熱い思いが,子ども達にしっかりと伝わっていました。
子ども達からは自分の夢の発表がありました。「プロ野球選手になりたい。そのために練習をがんばったり,ご飯をいっぱい食べたりしたい。」「野球のWBCに出たい。守備の練習やバッティングの練習をしっかりやりたい。」「テニスの選手になって活躍したい。そのために朝練習をがんばり続けたい。」「「美容師になって多くの人を笑顔にしたい。そのために美容師の学校に行き,髪を切る練習をしたい。」と力強く発表をしました。照れながらも自分の夢を一生懸命語る姿は,感動的で心を動かされました。
最後に小口先生が今の夢「多くの人にリュージュを広めること。」を熱く語り,一緒に写真をとって小学生からお礼を言って終わりました。
子ども達にとって「夢を考え,夢を語る」宝物になる一日となりました。