2019年2月19日火曜日

ユメセン  2019


本日,5年生を対象に夢の教室が開催されました。

今年の夢先生『ユメセン』は,西山淳哉先生。愛知県出身の元プロラグビー選手です。大学やニュージーランドでプレーし,日本の企業とプロ契約をして活躍した方です。また,スタッフとして元プロサッカー選手の野田恭平先生が手伝ってくださいました。

5時間目は体育館で,協力をテーマに体を使ったコミュニケーションゲームをしました。まず,西山先生と5年生ひとりひとりのラグビーボールパスをしました。子ども達は,西山先生に「うまい!」「ナイスパス!」とたくさん声をかけてもらいうれしそうでした。次にジャンケンゲームをしました。ジャンケンで3連勝するとゴールに辿りつける楽しいゲームでした。最後に,全員手つなぎだるまさんが転んだゲームをしました。子ども達は西山先生と一緒に作戦を立て,挑戦するたびに記録を伸ばし,ゴールまで後一歩のところまで迫ることができました。一緒に作戦を立て,手をつなぎ,協力することで西山先生との距離がぐっと近づきました。

6時間目は,教室で『夢先生による夢トークとみんなの夢』についての学習です。西山先生の小5の時は,負けず嫌いだったけど努力が苦手だったことや運動がそんなに得意ではなかったことなどを話してくれました。高校でラグビーに出会い,ラグビーがどんどん好きになり,目標とする大学でレギュラーとしてプレーすることができたこと。度重なる怪我によって体も心も落ち込んだけど,仲間の励ましや自らの努力でプロラグビー選手になるという夢を叶えた経験を伝えてくれました。「挫折は乗り越えたら財産になる。」「努力する力を身につけたから今がある。」等,子ども達の背中を押すような言葉がたくさんありました。

先生による夢トークの後は5年生が自分の夢を発表しました。「看護師になって人を助けたい。」「スキーのオリンピック選手になりたい。」「保健師さんか助産師さんになりたい。」「マラソンなどのスポーツ選手になりたい。」等,力強く発表する姿が輝いていました。自分の夢を一生懸命語る姿は,感動的で心を動かされました。

 最後に西山先生から,「皆さんの夢を全力で応援します。皆さんに“継続は力なり”の言葉を送ります。」と,エールをいただき教室は終わりました。

子ども達にとって「夢を考え,夢を伝える」宝物になる一日となりました。