2016年10月27日木曜日

網走の鮭の学習

本日5時間目,3年生児童は,漁協の方を招いて網走の鮭についての学習をしました。

最初に,鮭の定置網漁の映像を見せて頂きました。網走の漁船による定置網漁の様子でしたので,子ども達の目つきが違います。漁協の方の解説もあり,食い入るように見ていました。時折,漁協の方が「このあたりの水深は何mぐらいあると思う?」「この網の中に何匹ぐらいの鮭が入っていると思う?」等の質問をしていました。子ども達は一生懸命考え,楽しそうに答えていました。網の中から多くの鮭が姿を見せた場面では「わ~,すごい!」と大きな歓声があがりました。映像とはいえ,大漁の様子に大喜びする姿は,さすが網走の子ども達!と感じました。

そして,雄一匹,雌一匹の鮭をさばく所を見せていただきました。漁協の方は鮭をさばきながら,「雄と雌の違いはわかるかな?」「これは何かわかる?心臓だよ。」「これは知っているね,筋子だよ。雌のおなかの中には2つ筋子が入っているんだよ。」「ここはメフンと呼ばれて美味しい所だよ。」「鮭の頭のこの部分も食べることができるんだよ。」などと色々なことを教えてくれました。大人が聞いても知らないことが多かったのですが,詳しく知っている子もいました。漁協の方に,「さすが網走の子だ。鮭に詳しい。」と感心されていました。二匹の鮭はあっという間にさばかれました。子ども達は,「わ~新鮮だ!」「美味しそう!今すぐ食べたい。」「すごくきれいな色のいくらだ。」と大喜びでした。

子ども達は,身近な食材である鮭について詳しく学ぶことができました。

明日はふるさと給食で鮭がでます。今日の勉強を思い出しながら,ありがたく味わうことでしょう。