今日は,6年生を対象に能楽教室がありました。東京や大阪から計5名の先生達が,「小学生に能を知ってもらいたい。」と,集まって『能楽』について教えてくださいました。
まず,6年生全員に能の歴史や所作,使われる楽器について説明してくださいました。6年生の社会で出てくる歴史上の人物と能についての話では,「へぇ~。」「なるほど。」と,声が上がりました。能楽囃子に使われる楽器の説明では,楽器に使われる素材の多様さに驚いていました。
つぎに,お囃子に合わせた舞を見せて頂きました。初めて聞く音色,迫力ある声や拍子,歴史の重さを感じる所作,子ども達は圧倒され背筋をピンと伸ばして聞き入っていました。
最後に,小グループに別れ,能で使われる楽器を演奏させていただきました。教えてもらうときには,担当の先生に深くお辞儀をし,緊張した面持ちで一生懸命演奏し,最後には深く腰を折ってお礼をする子ども達が誇らしかったです。とても素敵な能楽教室一日目となりました。
昼休みには,中央小図書サークル「心のとびらさん」主催による,音楽コンサートがありました。今日は,中央小の歌姫”北畑教諭”と中央小のピアニスト”小口教諭”による,歌と演奏でした。「小さい秋見つけた」「赤とんぼ」「メモリー(ミュージカル,キャッツより)」の3曲を聞き,子ども達は,素敵な歌声と音色に聞き入っていました。前列に座った1年生は,口をあんぐりあけて,憧れの眼差しで鑑賞していました。とても贅沢な時間でした。