本日,3年生は能取にある『水産科学センター』に行ってきました。
子ども達は,朝からわくわくそわそわ。1時間目が終わってバスに乗るとすぐに元気な歌が聞こえてくるほどでした。
センターに着くと,まずセンターで働いている博士が,スライドを使って「網走市の土地の様子,網走の海や川・湖に住む魚介類について」の話をしてくれました。子ども達の歓声が大きくあがったのは,網走の海にいる魚についてのスライドでした。網走の海でとれる魚介類は,さけ・たら・ほっけ・毛がに・きんき・にしん・カレイ・するめいか・ほたて・しまえび・くじら…。しまえびは,1才までは全て雄,2才になると全て雌になること。1才の雄と2才の雌が結婚して卵を産むこと等,それぞれの魚介の特徴やおもしろエピソードなどを教えてくれました。子ども達は「知ってる!」「分かった!」等,素直な反応でとても楽しく話を聞いていました。ホタテ貝についての質問に答えてもらっています。 |
続いて魚を飼っている部屋に移動しました。子ども達に大人気だったのは海の生き物に直接触れることができるタッチプールでした。冷たい海の水に驚き,最初はドキドキしながら,キャーキャー言って生き物を触りました。柔らかそうなイメージのヒトデは「えっ,固い,ごわごわしている。」素早く動くカレイは,「わっ,ギザギザしている。」ナマコは「やっぱりヌルヌルだ。」と海の生き物の意外な触感に歓声を上げていました。ヒトデをひっくり返して「ちゃんと元に戻るかなぁ。」貝に砂をかけて「ちゃんと出てくるかなぁ。」と,密かに実験をしている子もいました。
ナマコがおしっこ?をしたよ!? |
他の水槽でウニが餌のエビを食べている様子を見たり,大きな川魚の口の中を覗き込んだり,昔の漁具を見せてもらったり,ホタテの不思議を教えてもらったり,2時間たっぷり網走の海・川・湖について学びました。子ども達は「また行きたいな。」と大喜びで学校に帰ってきました。
ここで一番大きい魚だね。口の中が見える~。 |
昔の漁具を見ているのかな?あざらしとにらめっこ? |