2017年1月14日土曜日

『お家で 親子で 楽しく』 ~冬休み 親子算数教室~


本日(14日),10家庭,24名の親子の方々に参加していただき,冬休み「親子算数教室」を開催しました。
 講師は,“北海道教育庁オホーツク教育局 義務教育指導班 指導主事”の先生方。『お家で 親子で 楽しく』をめあてに算数ゲーム,算数の学習方法,家庭学習の取り組み方等について教えていただきました。
 最初は,親子で算数ゲームをしました。合わせて5になるリズム遊び,計算じゃんけん・・・親子対決をしたり,知恵を出し合ったりと触れ合いを楽しみながら取り組みました。計算じゃんけんなどを通し,瞬時に計算する力をつけることの大切さや方法について教えていただきました。
 次に,参加した全員で提示された絵から変わり方の法則性を見つけたり,つないだ輪かざりを切るとどんな形になるか予想したり試したりしました。参加者からは,「○○だと思う。」「私は△△だと思う。」「やった,当たった。」「え~。」「まさか…すごい!」とたくさんの声が上がりました。
 教科書を使い,今までの算数学習の中でよくわかった所とわからなかった所に違う色の付箋を付けていくという活動にも取り組みました。子ども達は「どこがどう解らないのか」を親に説明することで頭の中を整理し,復習することができました。親にとっては,子ども達の学習状況を具体的に把握する機会になりました。①同じ問題を繰り返す ②問題を少し変えてみる ③確かめる ④予想する ⑤どこでどのように間違えたか見つけるなど,復習のポイントについても教えていただきました。また,定規を使わずに15cmの線を引く,身の回りの物で15cmの物を考える等の活動を通して,算数では実感を伴った理解をすることが大切なことを教えていただきました。
 次に親子別れての活動となりました。子ども達は,折り紙を使っての模様づくり,算数ビンゴ,チーム対抗大きい数をつくろうゲームを行いました。1年生から6年生までが,楽しみながら頭をフル回転し,夢中になって取組んでいました。 
 その間,親は子どもの学力を伸ばす方法や,親子の絆を高める活動,家庭学習のポイントなどについて体験を交えながら学びました。子どもが家庭学習をしたら親はマル付けをして励ましのコメントを書いてあげると効果的なことや勉強をやる気にさせる声かけのポイント,子どもに深く考えさせることができる算数ゲーム等について教えていただきました。
 『お家で 親子で 楽しく』学習する方法をたくさん教えていただき,親も子も大満足の親子算数教室となりました。参加者は,「あっという間の1時間半だった。」「楽しく勉強になった。」と大満足の様子で家路につきました。
 多くの保護者や子ども達に体験して欲しい内容でした。別の形でも伝えていくことができたらと考えています。